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Last updated on 2003/10/10
(Y/M/D).
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目的
「将来マルチメディア教材開発を手がけたいが今のところ機会がない」という場合、最初の実績づくりとして既存のソフトウエアやコースウエアのレビューを書きどこかの雑誌に送るとよい。良質のレビューは常に求められている。
内容
基本情報
- 【必須】Availability information(販売元、連絡先など)
- 【必須】Specification (reviewed version)(どのバージョンをレビューしたか)
- 【必須】Summary of package(内容物)
- 【必須】Documentation(マニュアルなど)
- 【必須】Prices(価格)
- 【必須】Equipment requirements(必要な機器)
- Cross-platform support(複数のOSで使えるか?)
- 【必須】Memory and disk space requirement(必要なメモリー、ディスク容量)
評価
- Introduction(導入)
- Skills focus(どういう能力を伸ばすためのものか)
- Languages(使用可能な言語)
- Installation procedure(インストールの方法)
- 【必須】Features(機能・特徴)
- Learning curve(使い方は簡単に学べるか)
- Authoring environment(開発環境)
- Learner environment(学習者環境)
- 【必須】Evaluation(講評)
- Teacher control
- Terminology(特別な用語があれば説明)
- Bug(s)(バグ)
- Wish list(改良の提案)
- Curriculum integration(教育課程の中でどう活用するか)
- Acknowledgements(謝辞)
- References(参照文献)
レビューの例
Software review: Word Bingo and Word Bingo Player
http://cltr.uq.edu.au/oncall/sasaki113.html
A Comparative Review of Multimedia Tutorial/Test Authorware: SuperMacLang,
Question Mark, Libra and Digital Chisel
http://www.clec.ritsumei.ac.jp/english/callejonline/4-2/sasaki.html
いいレビューを書くために―経験談
- マニュアルをなぞっただけのレビューはおもしろくない。マニュアルにはあまり書かれていない、「こういう必要な機能がない」「ここが使いにくい」「ここは前のバージョンより悪くなった」「こんなバグがある」「こういう用途には向かない」などが書いてあると読者の参考になる。
- 複数の同種のソフトの機能を比較すると、そういった批判的な見方が自然とできるようになる。AというソフトでできることがBでもできるかどうか、自然と調べるようになるからである。この比較を系統的に進めるためには、詳細な比較対照表を作ってみるとよい。
- ただし、些末な揚げ足とりに陥らず、よいところはよいとほめることを心がけよう。
- 「何ができないか」を調べるのは、「何ができるか」を調べるよりずっとタイヘンである。あらゆる方法を試してそれでもできないことを確認する必要があるからである。簡単な機能の確認でもマニュアルと首っ引きで格闘したりPCの前で延々と試行を繰り返すことを覚悟しておこう。
- 徹底したレビューを書くのは思いの外大仕事である。筆者の経験では、簡単な教材開発ソフト1本でもまる1週間かかりきりで他のことは何もできなかった。
- 出版される前にソフトウエアの製造元にレビューを送ると、コメントを返してくれることがある。「こういうレビューを書いて雑誌に載せる予定なので、事実に間違いがあれば指摘してほしい」と頼むとよい。もしコメントをくれたらそのことを謝辞で述べておこう。
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